☆インスリンポンプにして良かったこと

私がインスリンポンプを導入してもうすぐ3ヶ月になります。
これまではインスリンペンで、超速攻型インスリンのノボラピットと時効型インスリンのトレシーバを使い分けていましたが、小児慢性特定疾病の受給期限が切れる前にポンプを試してみることにしました!

3月に導入したばかりなのでポンプの使用期間はまだ短いですが、私にはポンプが合っているなと感じています。今回は私がポンプにして良かったと思うことを紹介します♪


基礎インスリンを調整できるインスリンペンでは、時効型インスリンを一度打つと、その効き方を調節することができないため、活動量が多いときには低血糖が頻発し、補食をしても低血糖を繰り返していました。

しかし、ポンプでは時間帯によって注入量を変えたり、活動量に合わせてその時間だけ基礎注入を減らすなど、さまざまな使い方ができます。
また、CGMと併用すると、血糖値の低下を察知して、基礎注入が自動で停止し、低血糖を事前に防いでくれます。

これらのおかげで低血糖の頻度がぐんと減りました!

インスリンの注入量を計算してくれるポンプでは、食前の血糖値と摂取する糖質量を入力することで、インスリンの必要量を計算してくれます。
血糖値が高い時には食事分のインスリンに補正のインスリンをプラスしてくれて、血糖値が低めの時にはインスリン量を適切に減らしてくれるので、血糖コントロールがとても楽になりました!

インスリンの注入パターンを変えられるカレーライスや揚げ物などを食べると、食後、時間が経ってから血糖値が上昇し、補正が必要なことがあります。
しかし、ポンプでは必要量の数十%のインスリンを食前に注入し、残りを食後数時間で注入することもできます。

また、お酒の席など数時間にわたって食事をする時には必要量を長時間かけてゆっくり注入することができます。この機能をうまく利用することで高血糖が減り、補正をすることもほとんどなくなりました!

このように、私はポンプを導入して、血糖コントロールがしやすくなりました。
あくまでもこれは私個人の感想なので、感じ方は人それぞれで、人によって合う合わないがあるのでインスリンペンよりもポンプの方が良いと一概には言えません。

また、医療費もペンに比べると高くなるので、ペンを使っている子どもさんで、ポンプが気になる方は、私のように小児慢性特定疾患の補助があるうちに試してみるのもおすすめです!