「ヘルプマークのこと」

皆さん、こんにちは。
皆さんはヘルプマークつけていますか?
私はこんな感じに付けています。

私が付けているのは『これを知ってもらいたい』ということ。
都内では優先席に「ヘルプマークをつけてる人に譲りましょう」と書いてありますが、これは席を譲ってもらうためのマークではないことを、持っている方も知っておいて欲しいなぁ。

「援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで援助を得やすくなるよう作成された東京都によるピクトグラム」なんですよね。

私は席を譲ってもらっても、『ありがとうございます。今は元気だから座らなくても大丈夫です。困った時に助けてください。』と言っています。
会話が続きそうな場合は、『ここに助けて欲しいことが書いてあるんですよ』と話します。
勇気を出して譲って下さった方には、きちんと言わないと、その方がこの先もう誰かに譲ってあげようって思わなくなっちゃいますからね。

実は、私は発症してから低血糖になったことがほぼないので、主治医からは必要ないんじゃない?と言われるんですが、こんな話があったのでシェアしたいと思います。

ヘルプマークを付けている理由のもう一つに『自分を守る為』ということもあります。

実は同じ1型糖尿病の方から聞いた話で、レストランで食前にインスリンを打っていたところ、それを見ていた人が「薬物中毒の人がいる」と言い出したそうです。

店員さんが「食べる前に注射をする方もいらっしゃいますから」と言ったのに、あろうことか警察に通報。警察署まで行き、詳しく話をしたのですが、1型糖尿病について知っている方が署内にいなかったようで、主治医が駆けつけ、ことなきを得たというのです。

そんな話を聞いたので、外で打つようなことがある時は必ずヘルプマークが見えるようにして自分を守っているんです。
1型糖尿病で、ヘルプマークを身につけたくないという方もいらっしゃいますが、こんなケースもあったんだよと知ってもらいたくて。
まぁ、そんな通報なんかする人、なかなかいないですけどね。

オープンにしているんだから悪いことじゃないですよね!
とは言え、世の中色んな方がいますので『自分の身は自分で守る』このご時世と同じかな、と思っています。

都内であれば都営のバスの営業所や都営地下鉄の駅などで「ヘルプマークください」と言えばその場で無料でもらえます。
自治体ごとに扱いが違うので調べてみてくださいね。

そしてもっとヘルプマークを知っていただけるといいなと思っています。
YouTubeで『純悪ヘルプマーク』で検索すると、興味を持っていただける動画があります。
悪役俳優さん達の動画で、お子さんと一緒でも安心して観られますので是非。