幼児版☆低血糖時の補食1g〜10gまでのオススメ!☆(前編)

こんにちは、ちゃんふーです!
2歳半1型糖尿病発症、現在3歳半(2021年7月現在)になったひとり息子がいます。

低血糖時の補食、皆さんはこれ!と決めていますか?
私は初めの頃は血糖値が下がったら焦ってとにかく食べさせ、食べさせすぎて爆上がりさせてしまう…ということがよくありました。

その度に追加打ちをして、何やっているんだろう……と子どもに申し訳ないやら情けないやらの気持ちで一杯でした。
その事を病院で相談すると、先生から 「補食も ※カーボカウント したらいいんだよ」 と教えてもらったのです。

大体どれくらいの速度で血糖値が下降している時に、何グラムの補食を食べればどれくらい血糖値が上昇するか、ということを日頃から把握するように心がけてみてください、ということでした。
(※カーボカウントとは、食事中の炭水化物量を元に投与するインスリン量などを決める考え方の事です)
詳しくはカーボカウントの記事をご覧下さい↓
カーボカウントってなに?


そこで私が1年ほど実践して見て試した、 糖質量1g〜10gまでの補食のオススメと評価を勝手に書いていきたいと思います。
ぜひご覧ください♪

※息子と同年代のお子さんでも身長・体重・体質・アレルギーなどで選択できる食べ物が異なることがあります。
※主治医から補食指示のある場合はそちらに従って下さい 。
※炭水化物量は目安です。成分表を参照しておりますが、0.1g単位は四捨五入しています。


糖質量 1g
『森永ラムネ 袋タイプ』

MORINAGA 大粒ラムネ


スピード★★★★★
腹持ち ★☆☆☆☆
持続  ★☆☆☆☆

総評
言わずと知れたブドウ糖含有率90%以上のお手軽ブドウ糖お菓子。
袋タイプはボトルタイプよりも大粒で、1粒がほぼ1gで計算できるので細かい調整に重宝します!
(1gだけで使うことはほぼありませんが ^^;)
飽きないようにいろんな味が出ているのも嬉しい♪

血糖上昇のスピードは非常に早く、いざと言う時の安心感があります。
口溶けが良く多量に食べない限り腹持ちはしないので、ご飯前でも影響が少ないことがメリット。
また、血糖値の持続力が弱いため食前の一時的な血糖値回復には向きますが、夜間低血糖の予防など数時間以上血糖値を維持させたい場合の捕食には不向きです。
※ブドウ糖系の補食の持続時間は、我が家は約1時間と見ています。


糖質量 2g
『森永ラムネ 袋タイプ』を2粒食べてください(*^^*)


糖質量 3g
『夢のくちどけブドウ糖 タブレット』

ココロとカラダの元気をサポート!ぶどう糖

スピード★★★★★
腹持ち ★☆☆☆☆
持続  ★☆☆☆☆

個包装で1包約3g、キューブ型のブドウ糖タブレットです。
ドラッグストアでも売っています♪

息子の場合、上で紹介した袋ラムネは数粒渡すと『もっとちょうだい!』と言われてしまうので、私はこちらの1包タイプを愛用しています。
お友達と遊ぶ際や出先で、一般的なお菓子のパッケージを補食に使いづらいな、という時にも重宝します。

味は非常に甘くラムネのようにすっきりはしておらず、喉に張り付くような甘さなので口の中でゆっくり溶かすか飲料とともに食べる事をお勧めします。
薬局でもブドウ糖タブレットは取り扱っており、グラム数や入り数、味などは若干異なりますので、好みのブドウ糖を見つけておくとサッと食べられて安心ですね。

あと少しでご飯の時間なのに70mg/dl〜80mg/dl台の時や、100mg/dl↓くらいのタイミングでよく使います。
森永ラムネと同じく、早ければ1時間程度で分解されます。


糖質量 4g
『森永 マリービスケット』
※1袋3枚中1枚あたり

MORINAGA MARIE Biscuit

スピード★★★☆☆
腹持ち ★★☆☆☆
持続  ★★★☆☆

補食の定番で医療機関でもよくオススメにあがります。
粉類は上昇後の分解も緩やかで血糖の持ちが良い♪

味も素朴で飽きがこないので我が家ではよく食べられています!
ですが、1枚だけ食べることが多いのでいつも残りは小さいジップに入れており、1日で食べ切れない時はわたしの夜食になっています(笑)

外遊びをしたいけど100mg/dl以下で不安だなぁという時によく食べます。
小さい子は焦って食べすぎると上がりすぎてなかなか血糖値が下がってこないので注意!
長ければ2〜3時間は血糖が維持されます。


糖質量 5g
『キッコーマン 調製豆乳 200mlパック』

キッコーマン 調製豆乳

スピード ★★★☆☆
腹持ち  ★★★★☆
持続   ★★★★☆

程よく糖質があり、タンパク質と脂質も7gずつ含まれています。
血糖値の上昇速度はそれほど高くないので、緩やかに血糖値が下がっている時におすすめです!

ブドウ糖と組み合わせると急な下降にも対応できます。
タンパク質と脂質のおかげか、持続力が3時間ほどはあります。
ただし、200mlと幼児にはやや多い量のため、ご飯前や捕食が度々必要になるような場面では不向きです。

個人的には夜間に低血糖気味な時に飲んでくれると、血糖値が長持ちしやすく大変重宝しています。
常温保存ができるのも嬉しく、箱でストックしています。


幼児版☆低血糖時の補食1g~10gまでのオススメ!☆(後編)に続きます♪