どれを選ぶ? グルコースモニター 【リブレ・ガーディアンコネクト・G6】 3社比較(G6編)

どれを選ぶ? グルコースモニター 【リブレ・ガーディアンコネクト・G6】 3社比較(ガーディアンコネクト編)の続きです♪

【デクスコム G6 】

2021年9月に登場したばかりの最新CGMです!
日本ではテルモ社が取り扱いをしています。

前身のG4から、遠隔モニタリング可能な機能がつきました。
主に装着について、ガーディアンコネクトの取り回しに私自身と息子にややストレスがあったため、新しくG6を使っていくこととなりました。
※こちらは2歳から使用が可能です。


①装着について

【メリット】

・ワンプッシュ装着
・比較的かぶれにくい


【デメリット】

・3社の中でややサイズが大きい(慣れれば気にならない)
・日本では穿刺認可部位がお尻とお腹のみ

装着の感覚はリブレと同じ、ワンプッシュ装着です。
サーターもリブレと同じく使い切りで、医療廃棄物として処分します。

テープはインスリンポンプのシルエットのテープに近い素材で、あまりかぶれません。
剥がれる時はエアウォールふわりなどで補強しています。

サイズがやや大きく、幼児の腕には少し大きく感じるかもしれません。
息子は4歳間近で、慣れるとそれ程サイズは気にならないようです。

2歳から使えますが、日本で認可を取っている部位はお尻お腹のみです。
海外では二の腕も可なので、シルエットなどを併用しているとやや穿刺部位のローテーションがしにくくなります。


②使用期間・較正等について

【メリット】

・基本的に較正不要だが、乖離がある場合は較正ができる

【デメリット】

・立ち上がりは2時間必要


使用期間は10日でエラーも少なく、装着すれば10日間しっかりと使用できます。
基本的には較正不要ですが、新規センサ立ち上げ時は数日程度、30mg/dl近くは数値がズレる感じがあるため、毎食の実測血糖の値を較正に使用しています。

どのCGMにも言えることですが、特に低血糖時には本人の様子を見つつ、しっかりと実測血糖を確認することが重要です。
立ち上がりは2時間ピッタリです。(デバイスにカウントダウンが表示されます)
トランスミッタは繰り返しの使用ですが、3ヶ月交換で充電は不要です。

③その他使用感

ガーディアンコネクトと同じく、5分ごとに計測した値をデバイスに送信してくれます。
別ですが分析アプリもあり、最長90日間のデータを確認することができます。
家族アプリは招待制のため、アプリを入れて招待を認可すれば外部からデータを見ることができます。

ガーディアンコネクトに比べると低血糖や高血糖を予測してアラートを鳴らす機能が弱いですが、アラート機能自体はしっかりと備わっています。
ほぼデメリットはありませんが、予測アラート機能とメモ機能はガーディアンコネクトに軍配が上がります。


◆総評◆

どのセンサにも言えることですが、立ち上がり時や急上昇・急降下時のズレにはこまめに実測血糖値を確認することが重要です。
それ以外ではほぼストレスがなく、とても良い感じに使用できています。
ややアプリの接続が切れやすい(再ログインを要求される)です。

グラフが実線ではなく破線で表示されるのですが、緩やかな変動時はグラフが繋がって見え、急な変動は点と点の間隔が空いて表示されるので血糖スパイクのコントロールの目安にもなります。


最後に…
今回は各社CGM/FGMのレビューということで、かなり長くなってしまいました…!
それぞれ得意不得意が分かれており、
・お手軽さNO1ならリブレ
・SAP療法ならエンライトセンサ
・遠隔モニタリングならG6

といったイメージでしょうか!
まだまだこれからも改良版が出てくると思うので、もっと痛みが少なくなったり使用時のエラーなどがなくなっていけば良いな〜と思っています。
そして、血糖モニタリングセンサを開発してくれている全ての会社さんに本当に感謝しています!

これからもお世話になります♪ ではではまた〜!(^-^)