入院時の血糖値コントロール

急なケガや病気で入院!あわてますよね。
思いもかけず、左手首を開放骨折(複雑骨折)してしまい即手術入院となってしまいました。

病院の食事は糖尿病食になっていましたが、朝のパンは50g以上の糖質、それに牛乳、バナナ、ジャムがついてのカロリー計算でのメニューです。
食事前のインスリンを打っての食事となりますが、普段打っていないもので、どのくらいの糖質にどのくらいの効果があるのかわかりません。

取り敢えず、バナナ、ジャムには手を付けず数時間後の血糖値を測ってもらうと300mg/dl越え!!
持効性のインスリン1日1回で糖質制限治療をしているので、血糖値のコントロールはどうしたものかと焦ってしまいました。

180mg/dlを超える状態が続くと残っている内因性インスリンが減ってしまう事、そのために糖質制限食を選んで治療していることを話しました。
低血糖にもなりにくいことも併せて。

理解のある主治医に恵まれ、焼いている糖質制限パン、ナッツや高カカオのチョコレート低糖質のケーキ等の持ち込み許可をもらい、栄養士の方にも話せる機会を作っていただきました。

そこで、役立ったのが以前試しに作った『レトルトパックしたパン』と、いつも店で販売している『脱酸素を入れ個包装したパン』です。

レトルトは災害時や長期の旅行、登山などで低糖質のパンがあればと試して作ったものです。
脱酸素剤は酸素を吸収して、袋内のパンにカビが生えない、風味が落ちない酸化しないため常温で日持ちがします。
本当に、2週間の入院で血糖値がコントロールでき助かりました。

食事メニューは、肉・魚は焼くだけ、野菜類は味付け前に取り出し配膳、朝食にゆで卵を付けるということになりとても助かりました。
血糖値が80mg/dl以下になるとブドウ糖を、150mg/dlを超えるとインスリンと指示が出ていましたが、持ち込みの食品で捕食し何とかクリアできました。

退院日まで同じような数値
今はリハビリを続け、店は休業中です。

12月から再開できるよう願っています。
今回は保存可能な店のパンで助かりました。いざという時の準備は大事です。

Pan buenoの店のパンは、脱酸素剤を使った個包装をしていますので、いろいろな場面でも役に立つかと思います。

よろしければ、ご利用ください。
-低糖質パン専門店-Pan bueno