ペンとポンプの違い(メリット&デメリット)

私は18年間ペン治療でしたが
2020年6月~SAP療法(インスリンポンプ+CGM)を導入し8ヶ月が経ちました★
SAP療法…インスリンポンプとCGMを装着し
血糖値の値を常にインスリンポンプ画面に表示すること


ペンとポンプどっちがいいのか分からない!
と悩まれている方もいらっしゃると思うので
私なりにそれぞれメリット、デメリットをまとめてみました♪
(CGMあり、なしで分けています)

※あくまでも個人の意見なので実際とは異なる場合もございます

インスリンペン


~メリット~

・ポンプに比べて医療費が安い
・着る服を選ばない
・水着を気にせず着れる

~デメリット~

・インスリンの量を調節しにくい
・基礎のインスリンを一度打ってしまうと後からの調節が難しい
・カーボカウントの計算が面倒
・生理前、生理中のコントロールがしにくい
・人前で打ちにくい場合トイレに行って打たなければならない
・打ったか、打っていないか忘れた時、確認する手段がない
・インスリンを忘れてしまったらどうすることもできない

インスリンポンプ

~メリット~

・いつでもどこでも人目を気にせず
・スマホ感覚でインスリンを注入できる
・生理前を含め血糖コントロールがしやすい
・インスリン量を0.025刻みまで細かく調節できる
・血糖値、糖質量を入力すると必要なインスリン量を計算してくれる
・残量インスリンが表示され、残量インスリン量もふまえて必要なインスリン量を計算してくれるので、低血糖のリスクが減る
(※残量インスリン・・・まだ作用せず体内に残っているインスリンの単位)
・食べる物に合わせてインスリンの注入設定を選べる
(脂肪を多く含む食事をするときや、コース料理など長時間少量ずつ炭水化物を食べるとき等)
《脂質が多いと2、3時間後に血糖値が上がってきますがこの設定をしているとそれに合わせてインスリンを注入してくれます》
・生理前、シックデイなどに合わせて基礎の量をいつでも変えることができる
・糖質量やインスリン量など全て記録されているので見返すことができ、打ち忘れる心配がない
・毎日注射をすることなく、3日に1回変えるだけでよい

~メリット(CGMあり)~

・24時間常に血糖値を確認することができる
・低血糖、高血糖になったらアラームを鳴らして知らせてくれる
・睡眠時に血糖値が下がってきたら基礎インスリンが一時的に停止し低血糖を未然に防いでくれる
・血糖値をより意識するようになり過食が減る

~デメリット~

・医療費が高い
・運動がしずらい
・チューブが引っかかる
・ポンプが気になり着たい服が着れない
・水着を着るのに躊躇する
・インスリンが詰まるなどトラブルがある
・24時間装着したままなのでテープでかぶれる
・操作に慣れるまで時間がかかる

~デメリット(CGMあり)~

・実測と誤差がでるときがあり、実際は低血糖じゃないのにポンプでは低血糖と認識し基礎が一時的に停止してしまう(逆パターンもあり)
・CGMを装着する針が痛い

こんな感じです(*^^*)

結論的に私は医療費を除いては
ポンプにして良かったなぁと感じます

長く付き合っていくものなので、自分が一番ストレスなく
治療できる方法を見つけることが一番ですね(^^)